導入事例

「安否コール」導入のきっかけを教えてください

桂田 様

東日本大震災があった際、液状化や地盤沈下の被害報道番組を視聴したこと、また神戸市で大雨が降ったり、台風で通勤できないなどの問題が生じ今後もし人命に関わるような大災害があった時に「何か備えなければ」と思い、安否確認システムの導入を検討したのがきっかけです。

「安否コール」を導入いただく前に何社か検討はされていましたか

桂田 様

何社か調べており比較をしていたのですが、正直なところ、実際に運用してみないとわからないという風に思っておりました。ちょうど、知り合いの保険代理店から「安否コール」を勧めてくれたということもあり、「安否コール」を導入させていただきました。

ありがとうございます。導入直後についてお伺いさせてください。従業員の方へのアナウンスはどのようにされたのでしょうか

粕谷 様

まずは幹部会議で社長からアナウンスしていただく形で周知を行いました。それから、各部署や事業所に対して、詳細の案内をメールする流れで徐々に社員全員まで広げていきました。
また、その案内メールにはiPhoneとAndroidそれぞれの登録手順書を添付し、登録用のQRコードに部署情報をあらかじめ設定していたので比較的スムーズに進んだと思います。 その後、登録情報の追加訂正の場合は、各事業所の管理者に管理者権限を付与することで、事業所で対応可能としました。

「導入時のお話を教えていただきありがとうございます。手動で配信訓練などはされていますか？

粕谷 様

正直なところ、災害を想定した配信訓練はほとんど実施していません。その代わりに、手動配信の「アンケート機能」を活用して、日常的に活用しています。ある意味、これが訓練になっているのかもしれません。

ありがとうございます。実際にどのような場面で使用されるのでしょうか

粕谷 様

そうですね。主なもので言うと、社員旅行の出欠やその後の連絡に使用しています。社員旅行を計画しているのですが、出欠希望調査を安否コールの手動配信で実施しました。さらに、「参加する」と回答した社員をグルーピングすることで、参加者向けの連絡（パスポート取得依頼など）を手動配信で行っています。また、掲示板にも参加者用の専用掲示板を設置することにより情報共有に使用しています。




その他にも、社内催事の告知案内やスポーツ観戦のチケット案内にも応用しており、集計も自動でされるのでシンプルで使いやすいと思います。

ありがとうございます。日常業務の中でも頻繁にお使いいただいているということですね。お使いいただくなかでお困りの点はございますか

粕谷 様

アンケートの回答結果によって新たなグループを手動で作成しているのですが、これが自動化できるとさらに良いと思います。例えば「参加する」と回答した方を自動でグルーピングし管理できれば、災害時以外のアンケートツールとしても使い勝手が増すと思います。

貴重なご意見をいただきありがとうございます。

今後の運用についてはどのようにお考えですか

桂田 様

災害が起こらないことが一番ではありますが、やはり万が一の際の備えは必要だと思います。現状では日常業務に特化した用途に偏っており、安否確認システムとしての本来の使い方という意味では使いこなせていない部分があると思います。今後は、地震をはじめとした台風や大雪などの災害を想定した訓練でも実際に使ってみたいと思います。

ありがとうございます。他社様の活用事例や訓練手法のご紹介をはじめとしたテクニカルセミナーも開催しています。ご参考になれば幸いです。

本日は貴重なお話を頂き、ありがとうございました。