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導入事例

導入事例インタビュー
株式会社阿部製作所

家族との連絡ツールとしても使える家族掲示板が非常に便利です

家族との連絡ツールとしても使える家族掲示板が非常に便利です
課題
    【2004年10月の新潟県中越地震、2007年7月の新潟県中越沖地震の2回の大きな地震を経験しており、当時は各部署長が一人ひとりの部下に電話して安否と状況を確認していたが、通信手段が遮断され連絡のとりようがなく困っていた。】
決め手
    【最初は災害伝言ダイヤルの活用を考えていたが、スムーズに安否確認ができる自信がなかった。】【会社にいるとどうしても家族の安否が気になるが、社員だけでなく社員の家族を含めた安否確認ができる。】【工夫次第で日常使いもできることや、コストパフォーマンスが良いと感じた。】
効果
    【家族との連絡ツールとしても使える家族掲示板機能が標準で備わっており、非常に便利だと思う。】【マップ機能について、緊急時に登録者の居場所も分かるなんて心強い機能だと思う。】

当社は長岡市の信濃川の近くに本社があり、各種金属加工やレーザー加工を専門として、配管を支える支持金具などの約2,000点の製品を製造している会社です。

 

お話を伺った方

株式会社阿部製作所

  • 管理本部 本部長 阿部 様

  • 管理本部 経営企画課 中山 様

社員だけでなく社員の家族を含めた安否確認ができることが決め手でした

導入の背景はどのようなものでしたか?

当社は2004年10月の新潟県中越地震、2007年7月の新潟県中越沖地震の2回の大きな地震を経験しています。当時被災した従業員が多くいましたが、通信手段が遮断され連絡のとりようがなく困りました。中越地震当時は各部署長が部下の連絡先を把握しており、一人ひとりの従業員に電話して安否と状況を確認しました。その後、会社はすぐに操業を開始できましたが、従業員の中には通勤困難な人もおり、初日は10名~20名ほどが出社できませんでした。 中越地震の年は災害続きで、さらに水害(7.13豪雨)が発生し、本社の近くにある信濃川の支流が氾濫し水が上がってきて避難したりしました。 その他、2022年と2023年に大雪が降り、社員が通勤できなかったり荷物を運んだトラックが途中で止まったりしたこともあります。 こうした地震、水害、大雪の発生がきっかけとなり、災害対策の一環としてどんなものを導入したら良いかを考え、安否確認システムの導入を検討しはじめました。 最初は候補として5社のシステムを検討していましたが、3~4年前にネットの検索で「安否コール」を知り、5社のうちの2社と「安否コール」で最終的に比較検討して、「安否コール」の導入を決めました。



「安否コール」の導入の決め手はどのようなものでしたか?

最初は災害伝言ダイヤルの活用を考えていたのですが、スムーズに安否確認ができる自信がなかったので「安否コール」の導入に至りました。2020年の年明け頃のことです。 会社にいるとどうしても家族の安否が気になるので、トライアルを使ってみて、このシステムを通じて社員だけでなく社員の家族を含めた安否確認ができることがわかったこと、工夫次第で日常使いもできることや、コストパフォーマンスが良いと感じたのが導入の決め手になりました。



当時の当社担当者の印象がありましたら、お聞かせください。

最初にご担当頂いた方の対応が非常に良かった印象です。 それに接している間の雰囲気も良かったと憶えています。



トライアルをお試しいただきましたが、感想をお聞かせください。

トライアルは10名弱で実施しました。登録時、年配の社員がスマホ自体の操作に慣れずサポートが必要な部分もありましたが、多くの従業員はスムーズに登録できました。 しばらく使ってみたところ、スマホの操作に慣れたこともあったと思いますが、個人的には自分のような年長者でも使いやすいと感じました。 そして部門間集計ができる点が良かったと思いました。

能登半島地震では社長や各部署長が会社の状況を写真で掲示板に掲載して会社が無事であることを共有しました

令和6年能登半島地震の時の状況を教えて下さい。

長岡は震度5弱でかなり揺れました。元日ということで休みでしたが、会社の近くに住む従業員がすぐに出社して、会社の被害状況や安否の確認を始めました。その時に、社長や各部署長が会社の状況を写真で掲示板に掲載し、会社が無事であることを共有しました。 会社には特に大きな被害はありませんでした。事務所の引き出しが開いていたりした程度です。 重量物が崩れることや製品に被害が出たりするようなこともありませんでした。 また、幸いにも能登半島付近にいた従業員はおらず、人的被害もありませんでした。



安否確認の結果はいかがでしたか?

安否確認を最初に見たのは社長です。当社には5名の役員がいまして、役員も確認しました。 被害がなかったためか、残念ですが回答率はあまり良くありませんでした。回答を促す動きもなかったので、そうしたアクションがあれば違ったかも知れません。

会社として、どう安否確認を浸透させていくかが課題と思っています

「安否コール」の良いと思う機能を教えて下さい。

中越地震の際には、家族との連絡が取れず携帯もメールも不通となったので連絡手段に困りました。このときは最終的には固定電話から連絡が取れたのですが、その間家族の安否が心配でした。安否コールには、家族との連絡ツールとしても使える家族掲示板機能が標準で備わっており、非常に便利だと思います。 それからマップ機能ですが、緊急時に登録者の居場所も分かるなんて心強い機能だと思いました。



安否確認の訓練はされていますか?

AEDの講習などは受けてもらっていますが、防災訓練や避難訓練などはまだ実施していないのが現状です。 会社としては「やらなくてはいけない」と思っていますので今年はやりたいと思いますが、全従業員対象は難しいので、本社近辺の従業員だけにするかとか、やり方を検討しているところです。



普段使いはされていますか?

これから使っていければと考えています。 工場ですので普段は各自の個人携帯はロッカーに入れる決まりにしており、社内アンケートに関しては、今現在は紙ベースでやったりしています。紙ベースのアンケートは運用を妨げている一因になっていると考えていますが、例えば制服のサイズアンケートなどでは紙で結果をもらってもデータ入力/集計している手間が発生していますし集計が大変ですので、「安否コール」や無料のアンケートシステムと組み合わせると集計しなくて済む分、効率化できるのではないか、と考えています。



課題と思っていることはありますか?

当社は中途入社がほとんどで、採用の研修のときに総務/人事から安否コールの登録を任意でお願いしているのですが、個人携帯であることもあって、若い社員の中には登録に後ろ向きな人がいます。登録していない従業員の安否確認は、所属部署長が電話などで責任を持って確認するよう、指示しています。理由を聞くと、会社にWi-Fiがなかったり、インストールしているアプリを増やしたくないという意見がありました。 会社として、どう安否確認を浸透させていくかが課題だと思っています。 また、普段の使用に関するアイデアも積極的に提案していただければと思います。若者には携帯ストレージを圧迫するなどを理由に、インストールはしたくないと感じる人もいるようです。専用アプリとしてだけではなく、他の使い方も含めアイデアをご提案頂けると助かります。身近に感じられるアプリであることをもっとアピールできれば若者にも受け入れられやすいのではないでしょうか。

株式会社阿部製作所
社名 株式会社阿部製作所
業務内容 金属加工/配管支持金具などの製造/架台製作など鋼材や板金加工および消火設備機材の受注、設計製造
利用規模 200名
サイト https://www.abess.co.jp/
業種 製造・加工
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